【SA-8001PH Rev2】 プロフェッショナルRF検出&シグナルスペクトル分析器

¥ 69,984 税込(送料&代引き手数料無料)

商品コード: SA-8001PH Rev2

数量

★SA-8001PH Rev2は、15MHz~2700MHzのAnalog(アナログ)シグル&Digital(デジタル)シグナルを高精度に検出・計測して、そのシグナルの周波数値(MHz)、電力強度(dBm・dBuV)、シグナル波形を液晶モニターに表示させることができるプロフェッショナルRF検出&シグナルスペクトル分析器です。

★一定範囲内のシグナルを検出・計測して、その周波数値(MHz)とシグナルの電力強度(dBm・dBuV)、そのシグナルの波形をリアルタイムに表示することができます。刻々変化するシグナルの監視・探査・探知・検出・発見・調査を高精度に行います。また視覚的にもシグナル状況を把握することができます。

★SA-8001PH Rev2は、15MHz~2700MHzまでの周波数内で、目的の周波数帯(***MHz~***MHz)を任意に選択して、その周波数帯に存在するシグナルを検出・計測し、その周波数値(MHz)とシグナルの電力強度(dBm・dBuV)、そのシグナルの波形をリアルタイムに表示することができるため、盗聴電波・盗撮電波等の発信電波・送信電波などの監視・探査・探知・検出・発見・調査を高精度で行えます。

●例、盗聴シグナルを検出したスペクトル画面

盗聴シグナルを検出したスペクトル画面
  • ■Center Freq:中心周波数 380.000
  • ■Freq Span:周波数幅 050.000
  • ■Start Freq:開始周波数 355.000
  • ■Stop Freq:停止周波数 405.000
  • ■Module:モジュール 15-2700M
DSPモード(標準モード:フィルターモード)で、中心周波数<380.000MHz>、周波数幅 <050.000MHz>、開始周波数 <355.000>、停止周波数 <405.000MHz>、振幅幅<-1dBm~-110dBm>に設定して、当該場所のシグナル検出を行った結果、周波数値<398.749MHz>、電力強度<-58.5dBm>の盗聴シグナルを検出し、そのスペクトルを表示したメイン画面です。このように所望する周波数帯におけるシグナルの周波数(MHz)、電力強度(dBm・dBuV)、スペクトル(波形)がリアルタイムに表示されます。 (※設定画面でMarker(マーカー)項目をPeak(ピーク)に設定すると、メイン画面(スペクトルアナライザー画面)で、▽マーカーが自動的に画面上のピーク値を検出します。)

●各部の名称

メンブレンキーボード
        
アイテムNo. 説明
1 アルミニウム製の筐体
2 LCDディスプレー
3 高利得ロッドアンテナ受信アンテナを備えたマイクロプロセッサー電子モジュール
4 電源ON/OFFスイッチ
5 高利得ホイップアンテナ受信アンテナを備えたマイクロプロセッサー電子モジュール
6 Return(戻る)ボタン
7 Left(左)ボタン
8 Up(上)ボタン
9 Enter(確定)ボタン
10 USBポート(本体底側)
11 Down(下)ボタン
12 Right(左)ボタン
13 Nenu(メニュー)ボタン

●メイン画面

メイン画面
【例】
周波数が2390MHz~2450MHzの範囲内(60MHz幅)、表示振幅が「-1dBm~-110dBm」の範囲を表しています。振幅範囲や周波数範囲の設定値はセッションの間保持され、内部フラッシュメモリに保持されます。
横軸は、周波数(MHz)を表しています。縦軸は、実測の電力強度の「dBm」または「dBuV」を表しています。
メイン画面には、小さな三角形「▽」のマーカーが自動的に表示されます。この▽マーカーは、現在の周波数範囲で検出されたピーク振幅を示し、画面に表示されたテキストの1行目には周波数(MHz)、2行目にはその点における振幅を示します。

●メイン画面に表示される指標

メイン画面に表示される指標
        
アイテムNo. 説明
1 最小表示振幅(dBm)
2 DSPモード(デジタル・シグナル・プロセッサー・モード)
3 計測機モード
4 振幅単位
5 掃引速度(毎秒)
6 USB/電池状態
7 最大表示振幅(dBm)
8 ▽マーカー
9 ▽マーカー位置の周波数(MHz)
10 ▽マーカー位置の振幅(dBm)
11 開始周波数(MHz)
12 中心周波数(MHz)
13 停止周波数(MHz)

●表示される指標の説明

USB/電池状態

USBに有効な5Vが接続されている場合にはUSBが表示されます。USB充電器を接続した場合でも、このようにUSBが表示されます。
本器の電源スイッチがONになっている場合には、電源アイコンが充電レベルと共に表示され、USBと電池アイコンが交互に表示されます。

掃引速度(毎秒)

毎秒の全画面掃引数の概略値が表示されます。
【図2:標準モード】では毎秒5掃引で、200ms当たり1掃引になります。

計算機モード

「周波数メニュー」の計算機モードで指定されている数々の値が表示されます。

DSPモード(デジタル・シグナル・プロセッサー・モード)

本器によって使用される実際の値が表示されます。
「周波数メニュー」の推奨設定値は、「DSP:Auto」で、本器は次の選択肢から最良のものを選びます。
FST:高速モードを表します。これは標準モードで利用可能です。
FIR:フィルターモードを表します。
これは、15~2700MHzモジュールでのみ利用可能で、本器に対して推奨されるモードです。

マーカー

マーカーには、選択可能な数々の動作モードがあります。

●上級モード

上級モード
本器の画面は、「Return」(戻る)キーを使用すると上級モードにすることができます。

●メニュー

本器にはいくつかのメニューがあります。メニューはさまざまな画面で構成されており、【Menu】(メニュー)キーを使用して巡回することができます。【Menu】(メニュー)キーを数回押すと、各メニューを巡回します。
周波数メニュー
Center Freq:中心周波数 2442.000
■Freq Span:周波数幅 060.000
■Start Freq:開始周波数 2412.000
■Stop Freq:停止周波数 2472.000
■Module:モジュール 15-2700M
減衰量メニュー
Calculator:Max Hold:計算機最大ホールド
■Top dBm:最大dBm -030
■Bottom dBm:最小dBm -110
■Iterations:反復数 028
■Offset dB:オフセットdB +000
■Units:単位dBm
構成メニュー
Back Light:バックライト Med
■Contrast:コントラスト 3
■USB Bauds:USBボーレート 500Kbps
■Draw Mode:ドローモード ベクトル
■Marker:マーカー:ピーク
■DSP:自動
動作モード
■Spectrum Analyzer:スペクトルアナライザー
■RF Generator:RFジェネレーター
■WiFi Analyzer:WiFiアナライザー
■RF Connections:RF接続
■About:情報
※本器を使用時、最初に「Nenu」(メニュー)ボタンを押すと、周波数メニューが開きます。このメニューはいつも同じではありません。スペクトルアナライザーの主画面から「Nenu」(メニュー)ボタンを押すごとに、実際には最後に操作していたメニューが再度開きます。この方法により、前に操作していた画面にいくのにすべてのメニューを経由する必要がありません。

●動作モード

本器のメニュー表示で、さまざまな機能モードが利用できます。
動作モード
スペクトルアナライザー
■RFジェネレーター
■WiFiアナライザー
■RF接続
■情報
動作モードは、「Up」(上)、「Down」(下)の矢印ボタンを使用して、モードを選択し、「Enter」(入力)ボタンを押すと実行します。デフォルトのモードは、「スペクトルアナライザー」モードです。
本器には、「RFジェネレーター」は搭載していません。「Up」(上)、「Down」(下)の矢印ボタンで、「RFジェネレーター」を選択して、「Enter」(入力)ボタンを押すと、下記のメッセージが表示されます。
動作モード
この 機能は選択されたモードでは利用することができません。
本器には2つのモジュール(ISM Combo)を内蔵し、どちらかのモジュールを利用できます。この機能を利用する場合には、正しいモジュールを選択するようにしてください。本器は右側のSMAモジュールに2.4GHzモジュールを搭載しています。正しいモジュールが選択されないと、【図4】のメッセージが表示されます。
「RF Connections」(RF接続)は、搭載されているRFモジュールを調べ、各モジュールがどのように各SMAのRFポートに接続されているか表示します。【図5】のように本器は左側のポートに240-960MHzモジュールが接続され、右側のポートに15-2700MHzモジュールが接続されています。
RF Connections画面
「About」(情報)は、【図6】のように搭載されているファームウェアーとバージョン情報を表示します。
ファームウェアーとバージョン情報

●周波数メニュー

周波数メニュー
■Center Freq(中心周波数 ):中心周波数をMHz単位で画面表示します。
■Freq Span(周波数幅) :周波数幅(範囲)をMHz単位で画面表示します。
■Start Freq(開始周波数) :周波数範囲の低い方をMHz単位で画面表示します。
■Stop Freq(停止周波数):周波数範囲の高い方をMHz単位で画面表示します。
■Module(モジュール) :選択されている稼働状態のRFモジュールを画面表示します。

<選択周波数帯の指定方法>

1. Center/Span(中心/幅):最初に表示される帯域の中心周波数を選択し、次に幅を選択します。
2. Start/Stop(開始/停止):この代替モードは、関心にある2つの周波数範囲を選択する場合にとても有効で、中心周波数と帯域幅に対する有効値は自動的に計算されます。
※Center/Span(中心/幅)またはStart/Stop(開始/停止)を変更すると、もう一方の値もそれに応じて更新されますので、しやすい方法を使用してください。
※一般的には、観察する周波数が分かっている場合にはCenter/Span(中心/幅)の方を多く用い、特定の範囲で事象を知るために広い帯域幅を観察したい場合にはStart/Stop(開始/停止)を使用します。
※メニュー間を移動する場合には、「Up」(上)または「Down」(下)ボタンを用いて利用したい選択肢を選び、「Enter」(入力)ボタンを押してその選択肢を編集します。「Left」(左)または「Right」(右)ボタンを押すと変更したいデジットに移動し、「Enter」(入力)ボタンで確定または「Return」(戻る)ボタンで取り消します。

<周波数範囲・周波数幅の例>

中心周波数430MHz、幅20MHzの場合を示します。
周波数範囲・周波数幅の例
「Nenu」(メニュー)ボタンを押すと、「周波数メニュー」が開きます。
周波数メニュー
■Center Freq:中心周波数 430.000
■Freq Span:周波数幅 020.000
■Start Freq:開始周波数 420.000
■Stop Freq:停止周波数 440.000
■Module:モジュール 15-2700M
幅10MHzを選択すると、Start/Stop(開始/停止)はそれぞれに応じて変化します。
開始/停止
■Center Freq:中心周波数 430.000
■Freq Span:周波数幅 010.000
■Start Freq:開始周波数 425.000
■Stop Freq:停止周波数 435.000
■Module:モジュール 15-2700M
「Return」(戻る)ボタンを押すとメニューは閉じて、スペクトルアナライザーの主画面に戻ります。
スペクトルアナライザー
※主画面のスペクトルアナライザー画面が表示されている場合に、「Left」(左)または「Right」(右)ボタンを押すと、「Start/Stop」(開始/停止)周波数が増減し、ボタンを押すたびにスペクトル表示が左右に25%移動します。表示範囲を移動させる場合に新たに数値範囲を指定せずにすむため、この方法は有効な方法です。

●上級モードのアナライザー画面

中心周波数を保ったまま、周波数幅を増減させる方法が他にあります。これは通常の作業でよく用いるため、本器のスペクトルアナライザー画面上では、「Return」(戻る)ボタンで標準表示モードと上級モードを切り替えることができます。
上級モードのアナライザー画面
※【図8】の画面では、下部の周波数標示値はStart(開始)/Center(中心)/Stop(停止)周波数から、Span(幅)/Center(中心)/RBW(分解能帯域幅)に変化しています。このモードになっている場合に「Left」(左)または「Right」(右)ボタンを押すと、周波数範囲はそれぞれ2倍に増加または1/2に減少します。
※(操作例):幅を10MHzから20MHzに増加させる場合には、「Left」(左)ボタンを1回押すだけで済み、「周波数メニュー」に戻る必要はありません。

<RBWの説明>

上級モードでは、現在選択されているRBW(分解能帯域幅)が標示されます。これは、上級モードには重要な概念です。RBW(分解能帯域幅)は各掃引ステップの帯域幅を区別するために使用する内部フィルターを示します。
本器では、各測定ドットは周波数の範囲の1つを表し、各掃引に対して正確に112.10MHz/112=0.089MHz、すなわち89KHzを表します。
各掃引ステップで表される周波数範囲は多少不正確です。つまり、画面の解像度がそのRBW(分解能帯域幅)に制限されます。画面上で89KHzの分解能(10MHz幅用)では、期待しうる最高の正確度はこの値です。言い換えると、画面上で430.100MHzの周波数の測定値は、上下に±44.5KHzの範囲を意味し、10MHz幅に対してフィルターはそれ以上の区別ができないからです。
また、RBW(分解能帯域幅)はスペクトルアナライザーの感度について重要な影響があります。フィルターの帯域幅が広ければ広いほど、スペクトルノイズが高く、それに従い感度が低くなります。これは、RBW(分解能帯域幅)が広がるに従いノイズ低値が増加し、RBW(分解能帯域幅)が狭まるに従いノイズ低値が減少することで観察できます。これによると、RBW(分解能帯域幅)が最も狭いほうがすべての測定に対して良いように思われるかも知れませんが、RBW(分解能帯域幅)を狭くするに従い、掃引速度が著しく低下します。これは、全域をカバーするにはより多くの掃引点を測定する必要があるのに加え、狭いフィルターは低速の性質があるためです。RBW(分解能帯域幅)と掃引速度と感度の最良の組み合わせを選択するには、かなりの経験が必要になります。ほとんどのスペクトルアナライザーでは、測定者は各測定に対してRBW(分解能帯域幅)を十分に理解して選択する必要があり、これが、スペクトルアナライザーの適正利用において最も難しい側面でもあります。しかし、本器はそうではありません。内蔵のDSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)には高度な内部テーブルとアルゴリズムが搭載され、いつでも自動的に最良の選択がなされるようになっています。さらに、掃引速度とノイズの低値と感度の間で最良の妥協点を求めるのに毎回使用者に関与も必要ありません。すべての場合について、上級画面モードでいつでも内部RBW(分解能帯域幅)がチェックできます。

●減衰量メニュー

減衰量メニュー
■Calculator(計算機):内部DSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)の計算機モードを表示します。
■Top dBm(最大dBm):画面中で最大表示振幅値を表示します。
■Bottom dBm(最小dBm):画面中で最小表示振幅値を表示します。
■Iterations(反復数):内部DSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)計算機の反復数を表示します。
■Offset dB(オフセットdB):補正用の外部dB減衰値または増幅値で、アッテネーターまたはアンプ等の外部機器用のものを補います。
■Units(単位):dBmまたはdBuVです。
本器は、最良のダイナミックレンジを得られるように内蔵のプリアンプとアッテネーターを自動的に操作しますので、手動で選択する必要はありません。選択された最大dBmは表示上の制限値であり、内部の実制限値ではありません。

内蔵のDSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)には希望する測定に対して、アナライザーを設定するために、先進の計算手法を複数搭載しており、選択して実行することができます。

Calculator(計算機)にはデータを表示するために複数のモードを用意しています。 モード変更には「Enter」(入力)ボタンを押します。
■Max(最大):直近の掃引反復から得られたピーク値が使用されます。これは標準モードであり、急激に変化するDSS信号を検出するため、または最悪時のチャンネル占領度見つけるために使用します。
■Max Hold(最大値ホールド):帯域中のすべての活性を捕捉し、縦バーによるリアルタイム活性ベクトルグラフィックによる最大信号エンペローブモードを含みます。長時間の活動度を検出したい場合には、このモードを使用してください。2.4Ghzのように混雑している帯域中の活性を検出するために非常に強力なモードです。これは累積モードのため、スペクトルアナライザー画面で「Return」(戻る)ボタンを押すと、いつでもスペクトルをクリアすることができます。
■Average(平均):直近の掃引反復から計算される算術平均値を表します。これは、画面から不要なホワイトノイズを除去するのに最良の方法で、特に、連続波(CW)とチャンネル信号表示で有用です。
■Normal(友情):演算は行ないません。リアルタイム掃引の結果の単なる生データが標示されます。
■Overwrite(上書き):制限なく帯域の活動度を追跡する場合に有用です。暗い領域は、高い信号活性を示します。「Return」(戻る)ボタンを押すと、いつでもスペクトルをクリアすることができます。
■Iterations(反復数):演算を実行する掃引データの反復数を表します。1~28までが指定できます。例えば、数値の5を計算機に指定した場合には、Average(平均)は、累積された5回の掃引データ一式を用いてDSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)が平均した値です。
※作業中に測定信号パワーにより、ズームインまたはズームアウトするために、最大dBm値を増減させることが頻繁に行なわれます。本器のスペクトルアナライザー画面では、2つのボタンを用いてショートカットができます。すなわち「Up」(上)と「Down」(下)の矢印ボタンで、1回につき最大dBmを5dBmずつ、それぞれ増減することができます。このショートカットは、中心周波数または幅の移動に用いる「Left」(左)と「Right」(右)ボタン同様、メニューを経由しなくてもリアルタイムに設定変更ができるため非常に便利です。

●設定メニュー

設定メニュー
■Backlight(バックライト):画面のバックライトレベルが複数選択できます。本器は室内および室外とも良好な視認性があり、直射日光下でも同様です。バックライトレベルは条件に応じて適切に選ぶ必要があります。電池を長持ちさせるためにバックライトの輝度を下げる場合もあります。
■Contrast(コントラスト):10段階の標示コントラストレベルから選択できます。
■USB Bauds(USBボーレート):デフォルト値は500kbpsで推奨設定値です。まれにPC接続で問題が発生する場合があり、ボーレートを低速の2400bpsに変更する場合があるかも知れません。しかし、この接続速度は非常に遅く、推奨されません。使用する場合には、特別の理由がある場合に限定してください。正しく接続するために、本器のボーレート速度とPCクライアントの設定値は一致する必要があります。
■Draw mode(ドローモード)「Vctors」(ベクトル)が標準モードです。「Fill」(塗りつぶし)も指定可能で、信号の背景を塗りつぶしてコントラストを上げる必要がある場合に使用します。
■Marker(マーカー):スペクトルアナライザー画面では、3種類のモードのマーカーが利用できます。
○Peak(ピーク):マーカーが自動的に画面上のピーク値を検出します。
○Manual(マニュアル):「Left」(左)と「Right」(右)ボタンを用い、画面上に任意の位置にマーカーを手動で移動できます。このモードを選択した場合には、中心周波数と幅を移動させる標準機能は無効になります。
○None(なし):マーカーは標示されません。
■DSP:ノイズ低減や画像除去、および掃引速度を最良の選択肢にするようにDSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)の設定を変えることができます。
○Auto(自動):すべての使用者に対して推奨される選択肢です。Auto(自動)モードを有効にした場合には、内部設定テーブルが最良のアルゴリズムを選択します。スペクトルアナライザー画面は、FIR(Filter:フィルター)またはFST(Fast:高速)モードを表示しますが、実際に使用されているDSPモード(デジタル・シグナル・プロセッサー・モード)を示すものです。
○Filter(フィルター):現在、このモードは15-2700MHzモジュール以外では機能しませんが、将来的に他のモジュールにも実装される可能性があります。Filter(フィルター)モードを有効にすると、DSPは不要なスパイクノイズや画像の周波数を画面上から除去するためにスペクトルを複数回掃引します。その結果、掃引速度はFST(Fast:高速)モードよりも遅くなります。
○Fast(高速):このモードは上級使用者に対してのみ推奨されます。15-2700MHzモジュール上でこれが選択されると、DSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)はスパイクノイズを除去せず、不要な信号が画面上に表示されるようになります。

●ロッド(伸縮)アンテナ&ホイップダイポールアンテナ

ロッド(伸縮)アンテナ&ホイップダイポールアンテナ
本器には2本のアンテナが付属します。これらのアンテナは、用性及び適用する帯域について応答性があるように選択されています。
しかし、特定の目的や用途には、追加のアンテナ、例えば、指向性高利得アンテナや特定の帯域用に狭帯域アンテナ等を別途用意する必要があります。
本器は50Ωの標準アンテナであれば、形状、大きさ、用途を問わず交換性があります。

<ロッド(伸縮)アンテナ>

このアンテナは伸縮式の高品質2dBiアンテナで、144MHzおよび430MHzの帯域に非常によく適合し、一般にトランシーバーやハムバンドに使用されます。

1GHzより低いすべての周波数で良好な応答性があります。15-1000MHzの周波数のすべての範囲でこのアンテナを使用できます。この範囲での最大周波数では、アンテナを部分的にまたはすべて縮めた方が、より良好な応答性が得られる場合があります。

アンテナの金属構造部分はRF接続コア部分と直接接続しますので、アンテナを強い電界やDC電流に接触させないように注意してください。

<ホイップダイポールアンテナ>

狭帯域用途向けに設計された高品質2dBiアンテナです。
これらのアンテナは、内部的に特定の帯域に調整がされています。これらのアンテナは外見がまったく同じ場合があり、その帯域にのみ使用することが理想です。

RF接続コア部はプラスチックケースに囲まれており、外見の電気的な接触から保護されています。本器には2450MHzに調整された2dBiアンテナが付属しています。

●優性電磁波周波数帯別電力強度の計測

携帯電話・携帯電話基地局・デジタルコードレス・地デジ放送無線機器・無線LAN・Wi-Fi通信・ブルートゥース通信及びアマチュア無線・子機付きドアモニター・防犯装置・医療装置・電子レンジ等からの優性電磁波周波数帯別電力強度の計測を高精度に行えるプロフェッショナルRF検出&シグナルスペクトル分析器です。

●電磁波シールド効果の測定

電磁波シールドシート・電磁波シールドカーテン・他電磁波シールド材の電磁波シールド効果の確認・判定のための電力強度計測を高精度に行えるプロフェッショナルRF検出&シグナルスペクトル分析器です。

●広範囲の周波数に対応

「15MHz~2,700MH」の広範囲の周波数に対応し、既存の無線式盗聴器(130MHz~150MHz・380MHz~400MHz)・無線式盗撮器(900MHz帯・1200MHz帯・2400MHz帯)等を含め特殊な周波数を発信する無線式盗聴器(500MHz~800MHz)・無線式盗撮器等に対しても高精度に探査・探知・検出・発見・調査が行えます。

●リモート発信・送信の監視

遠隔操作型盗聴器、遠隔操作型盗撮器など、リモートコントロールで発信ON・OFF、送信ON/OFFができる機器などに対しては、ビープ音警告モード、バイブレーション警告モードで監視ができます。不意の発信・送信電波の探査・探知・検出・発見・調査を高精度で行えます。またBOX回路型盗聴器(一定レベルの音が無い時は発信OFF・一定レベル以上の音で発信ON)に対しても高精度で探査・探知・検出・発見・調査が行なえます。

●車両追跡用音間欠発信機器に対応

車両追跡用音間欠発信機器が使用する間欠発信音(VHF帯/CW/130MHz~150MHz・1~3秒間に一回の発信を繰り返す間欠発信)等の探査・探知・検出・発見・調査を高精度で行えます。

●GPS発信器の通信シグナルに対応

GPS発信器(GPS追跡装置・GPSトラッカー)端末のデジタル通信電波(800MHz帯・900MHz帯・1500MHz帯・1800MHz帯・1900MHz帯・2100MHz帯)にも対応し、それらの通信電波の探査・探知・検出・発見・調査を高精度で行えます。

●SIMカードGPSトラッカーの通信シグナルに対応

SIMカードGPS発信機器(GPS追跡装置・GPSトラッカー)等のデジタル通信電波(800MHz帯・900MHz帯・1500MHz帯・1800MHz帯・1900MHz帯・2100MHz帯・2600MHz帯)の探査・探知・検出・発見・調査を高精度で行えます。

●SIMカード盗聴器の通信シグナルに対応

SIMカードデジタル盗聴器等のデジタル通信電波(800MHz帯・900MHz帯・1500MHz帯・1800MHz帯・1900MHz帯・2100MHz帯・2600MHz帯)の探査・探知・検出・発見・調査を高精度で行えます。

●SIMカード盗撮器の通信シグナルに対応

SIMカードデジタル盗撮器等のデジタル通信電波(800MHz帯・900MHz帯・1500MHz帯・1800MHz帯・1900MHz帯・2100MHz帯・2600MHz帯)の探査・探知・検出・発見・調査を高精度で行えます。

●携帯電話等の通信シグナルに対応

携帯電話端末・スマートフォン端末・i-Phone端末等が使用するデジタル通信電波(800MHz帯・900MHz帯・1500MHz帯・1800MHz帯・1900MHz帯・2100MHz帯・2600MHz帯)のデジタル通信電波の探査・探知・検出・発見・調査を高精度で行えます。

●携帯電話改造デジタル盗聴器に対応

携帯電話改造デジタル盗聴器等のデジタル通信電波(800MHz帯・900MHz帯・1500MHz帯・1800MHz帯・1900MHz帯・2100MHz帯・2600MHz帯)の探査・探知・検出・発見・調査を高精度で行えます。

●その他のデジタル端末の通信シグナルに対応

Wi-Fi通信機器・ブルートゥース通信機器・その他のデジタル通信機器等のデジタル通信電波にも対応し、それらの通信電波の探査・探知・検出・発見・調査を高精度で行えます。

●デジタル盗聴器のシグナルに対応

海外製のデジタル式特殊盗聴器等のデジタル電波の探査・探知・検出・発見・調査を高精度で行えます。

●分かりやすい取扱説明書が付属

当社が独自に作成した分かりやすい取扱説明書が付きます。女性の方でも、機械が苦手な方でも簡単に操作ができます。

●推奨併用検出機器

超小型ピンホールレンズ多段LED照射検出器(DV-001BH)、盗聴シグナル音声復調ハンドヘルドRFシグナル検出器(RFT-900H Rev2)、ハンドヘルドRFシグナル検出器(DTK-606H. Rev 4)、多機能ハンドヘルドGPS&RFシグナル検出器(DTK-605UN7. Rev 2)、多機能ハンドヘルドGPS&RFシグナル検出器(DTK-614UN8)、プロフェッショナルGPS&RFシグナル検出器(DTK-615GTB)、デュアルバンド・ハンドヘルド多機能RFシグナル検出器(DTK-611H Rev2)、プロフェッショナル・スパイカメラ検出器(WCH-8001PH Rev2)、プロフェッショナル・多機能スパイカメラ検出器(WCH-8002PD Rev2)等と併用することで、さらに高精度な探査・探知・検出・発見・調査が行えます。

製品説明

     
検出機能 シグナル周波数検出機能(15MHz-2,700MHz)
シグナルスペクトル表示機能(15MHz-2,700MHz)
シグナル電力強度検出機能(dBm・dBuV)
WiFiアナライザー機能(2.4GHz帯)
その他機能 ■周波数帯選択機能(15MHz-2,700MHz)
■周波数幅(スパン)選択機能
■マーカー機能<Peak(ピーク)Manual(マニュアル)None(なし)>
■検出モード選択機能(標準モード、上級モード)
■DSPモード選択機能<FST(高速モード)、FIR(フィルターモード)>
■減衰量機能<Calculator(計算機)、Top dBm(最大dBm)、Bottom dBm(最小dBm)、Iterations(反復数)、Offset dB(オフセットdB)、Units(単位)>
■計算機モード選択機能<Max(最大)、Max Hold(最大値ホールド)、Average(平均)、Normal(通常)、Overwrite(上書き)、Iterations(反復数)>
■表示画面選択機能<Backlight(バックライト)、Contrast(コントラスト)>
シルバー
検出範囲 15MHz~2,700MHz(2.7GHz)
電力強度 -115 dBm ~+0 dbm (1kHz分解能・dBmは絶対レベル単位)
サイズ L 11.2 × W 7.0 × T 2.5 cm(アンテナ含まず)
shortアンテナ(51mm)・ロッドアンテナ(115mm~400mm)
重さ 約241 g
電力 内蔵リチウムポリマー充電地
感度調整 1. 周波数帯を選択して、所望のシグナル・電力強度を検出します。
2. 周波数帯を選択して、所望のスペクトル(波形)を表示します。
仕様 周波数範囲:DC~3.0GHz
DC抑止:+16V DC
定格入力:1 Watt(+30dBm)
出力最大値:+4dBm
減衰量:6dB
インピーダンス(名目上):50Ω
V.S.W.R(最大値):1.25:1
接続タイプ:SMA
動作時間 約15時間 ~
※当該場所の電波環境、対象機器の電力強度、検出モード等により動作時間は変動いたします。
製品保証 製品到着日より6ヶ月間
※開封後の返金については、申し訳ありませんが応じ兼ねます。
付属品 1. 本体
2. 高利得アンテナ:shortアンテナ×1・longアンテナ×1
3. 充電用100V ACアダプター(9V DC・1500mA)
4. 充電用&データ通信用USBケーブル
5. 専用ケース
6. 日本語取扱説明書&製品保証書
※本体及び付属品は予告なく内容が変わる場合があります。ご了承ください。
注意事項 ※輸入品につき、製品・箱等に多少の汚れ・キズがある場合がございます。ご了承ください。 著しい破損や初期不良等については保障期間内に限り、新しい製品と交換させて頂きます。
※本製品はご使用を誤ると火災の原因になりますので取扱いには注意してください。また小さなお子様の手の届かない場所に保管し絶対に触れさせないでください。
※本製品は防水仕様ではありません。雨天時の使用や水中への落下等は故障の原因になります。
※イメージと違ったなど、お客様都合でのご返品、ご返金は承り兼ねます。取扱説明書をよく読んで取扱いをお願いします。
※本体の改造跡、本体の塗装跡、本体の破損等が見受けられる場合には、動作保証範囲外となります。したがって、軽微な各諸症状においても有償修理になりますのでご了承ください。
※本製品は精密機器ですので取扱いには十分ご注意ください。落下及び強い衝撃等は故障の原因になります。
※本体デザインや製品ケース、ロゴ等が予告なく変更される場合があります。