【NLJD-2000NR】非線形接合検出器

¥ 4,533,840 税込(送料&代引き手数料無料)

商品コード: NLJD-2000NR

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NLJD-2000NRは、探索的なシグナル信号を照射し、リピート信号の戻りを分析します。NLJD検出器の主要な検出目的は電子デバイスです。それらの電子デバイスは、ダイオード、トランジスタ、マイクロチップなどの伝導性の要素と電子デバイスに関係した種々の半導体部品で構成され、典型的に回路プレートで出来ています。

非線形接合検出器の使用場所・環境について

1970年代アメリカでは、モスクワ・アメリカ大使館のコンクリート柱内の配線を詳しく調査した結果、多数のスパイ・バグを発見しました。これらのスパイ・バグ(盗聴器等の発信機器)は機密情報を密かに手に入れる目的のために、何者かが建物の建設中にスパイ・バグを設置したと推測されました。しかし、この時代ではこれらのスパイ・バグを発見するには建物の破壊を除いてそれらを発見する他の方法はありませんでした。

現在は、これらのスパイ・バグを調査するためにNLJD(ノンリニア・ジャンクション・ディテクター)と呼ばれる非線形結合検出器が使用されます。このNLJDは、近代的電子機器内の半導体電性コンポーネントを探査・探知・検出・発見・調査することができる特殊な検出器です。
NLJDが使用される場所・環境には次のようなものがあります。
1. 壁内に埋設された通信起爆型爆弾、床内部に隠された通信起爆型爆弾、地中に埋設された通信起爆型爆弾、荷物等に隠された通信起爆型爆弾、車両に隠された通信起爆型爆弾など、密かに仕掛けられた通信デバイスの探査・探知・検出・発見・調査に使用され威力を発揮しています。

2. プロフェッショナル・セキュリティチームによる室内・会議室など、密かに仕掛けられたスパイ・バグの半導体電性デバイスの探査・探知・検出・発見・調査に使用され威力を発揮しています。

3. 機密研究・開発などを行う施設の出入りに実施するセキュリティ・チェック、密かに隠し持つ携帯電話・記録装置・メモリ・SIM、密かに持ち出す携帯電話・記録装置・メモリ・SIMなどの半導体電性デバイスの探査・探知・検出・発見・調査に使用され威力を発揮しています。

4. 刑務所内に密かに持ち込まれ隠された携帯電話・SIMなどの半導体電性デバイスの探査・探知・検出・発見・調査に使用され威力を発揮しています。

5. 個人住宅、会社、企業内の室内・会議室・役員室・社長室など、密かに仕掛けられたスパイ・バグの半導体電性デバイスの探査・探知・検出・発見・調査に使用され威力を発揮しています。その他、セキュリティに係る重要な場所・環境で使用されています。
※スパイ・バグとは・・・個人情報・機密情報を密かに手に入れるために仕掛けられる電子機器(小型発信器・小型送信器 ・小型通信機器・小型音声記録装置・小型映像記録装置)、(例)無線式盗聴器・有線式盗聴器・無線式盗撮器・有線式盗撮器・デジタル型無線式盗聴器・デジタル型無線式盗撮器・デジタル通信端末・ICレコーダー・GPSトラッカー・GPS発信器・GPS追跡装置・GPSロガー・USB音声記録装置・USB映像記録装置などの機器もスパイ・バグになります。)

★非線形接合検出器の検出機能について

アンテナ送信部から放射されたシグナル・レーザーが電子装置(半導体電性デバイス)に遭遇すると、シグナル・レーザーは調波周波数レベルでリピートされます。このリピートされる調波周波数レベルは2倍調波、そして3倍調波としてリピートされます。NLJD(非線形接合検出器)は、リピートされるシグナルの2倍調波、そして3倍調波の調和的なレベルをモニターして、非線形接合点であるか、非線形接合点ではないか、を機器独自のデジタル信号処理アルゴリズムで分析し、結果をリアルタイムにディスプレーに表示する機器です。使用場所、使用環境、ターゲットとなる電子デバイスにより、シグナル・レーザーの出力(2W・4W・6W・8W・10W・~)の違いなどを含め、さまざまなタイプのNLJD(非線形接合検出器)があります。

特徴・機能


●NLJD-2000NR(非線形接合検出器)

NLJD-2000NRは、探索的なシグナル信号を照射し、リピート信号の戻りを分析します。NLJD検出器の主要な検出目的は電子デバイスです。それらの電子デバイスは、ダイオード、トランジスタ、マイクロチップなどの伝導性の要素と電子デバイスに関係した種々の半導体部品で構成され、典型的に回路プレートで出来ています。

それらの存在を検索する電磁波は、これらのループで可変起電力を誘発します。そして、非線形の現在の電圧曲線を持った電子部品が最初の符号より、もっと波長が短い高調波歪に変換されます。NLJD-2000NRは、それらの高調波歪を受信します。より高い高調波歪は、同じく腐食した金属-金属のダイオード-酸化物によって放射され、金属の表面と接触することによって、もたらされた金属の構造物です。しかしながら、金属層群がいくぶん返すこれらの高調波歪は、異なった残像を示します。

酸化物層で分割された2つの金属表面の接触点は、「天然の」半導体、いわゆる「腐食ダイオード」のような同様の非線形現象を生じます。しかし、特定周波数2GHz帯のプロービング信号によって照射されると、一般に、2次高調波応答を有する産業用半導体とは異なり、3次高調波が生成されて再放射されます。この違いは、NUD技術におけるターゲット認識に広く用いられています。

特別な「20Kモード」は、受信信号調査の手間を軽減するために使用されます。このモードでは、工業用半導体と、薄い酸化物層で分割された2つの金属表面によって生成された天然半導体 - いわゆる「腐食ダイオード」との間の十分な信頼を区別することができます。NLJD-2000NRは、高い確率で本物の半導体によって与えられる応答メッセージ、構造物あるいは腐食によって「偽造された」応答メッセージ、それらを区別することができます。

もう1つの重要な利点は、優れた高出力電源電位ポテンシャル(レシーバ感度に対するトランスミッタ電力の比)と優れたノイズ耐性機能、シグナルレーザー放射周波数2GHz帯によって、部分的に障害をさえぎっている金属構造物に対して、高精度に半導体を検出します。そして、2番目の高調波歪(第2調波)と3番目の高調波歪(第3調波)の検出だけでなく、むしろ反射スペクトルの複合ピクチャを分析することができます。
個人情報及び機密情報を手に入れるため、壁、床、柱、天井、什器、家具、荷物、車及びレンガ材、ブロック材、コンクリート材、などに、密かに仕掛けられたGPSトラッカー(GPS発信器・GPS追跡装置)、GPSロガー、3G/GPSロガー、無線式盗聴器、デジタル型無線式盗聴器、無線式盗撮器、デジタル型無線式盗撮器、有線式盗撮カメラ、有線式盗聴マイク、携帯電話端末、スマートフォン・i-phone、PHS、ICレコーダー、メモリ、SIMカード、Wi-Fi通信端末、記録型盗聴盗撮器、半導体素子を構成する他の不正な電子デバイスなど、機器内部に構成される半導体電性デバイスを検索して、これらのスパイ・バグを特定し、発見することができます。これらのスパイ・バグの検索には電源のON/OFF、通信の有り/無し、発信の有り/無し、には関係がなく、半導体電性デバイスの検索が行えます。

●NLJD-2000NRの特徴

  • 1. 優れた高出力電源電位ポテンシャル(受信機感度に対する送信機電力の比)により、幅広いチューニング機能、優れたノイズ耐性レベル、効率的にすべての条件下で動作することを可能にします。
  • 2. 2検索モード搭載、「標準モード」、「20Kモード」で高精度な電子装置(半導体電性デバイス)の検索が行えます。
  • 3. 人間工学に基づいたユニバーサルデザインで、2エルボ伸縮ロッドは、ユーザーの最高の操作性を提供します。
  • 4. 出力電力は、パルス:17Wの出力レベルにより、すべての条件下で動作することを可能にします。
  • 5. 元の信号アルゴリズムを減らす偽陽性によって、選択性と反応率を高めます。
  • 6. 機器独自のデジタル信号処理アルゴリズムにより、検出誤警報確率が低減します。
  • 7. リピート信号の受信機の利得範囲は、10dbの4段階ステップで調整が行えます。
  • 8. プロービング信号の2次高調波および3次高調波の検出は、LEDバーグラフディスプレーに表示され、同時に、トーン音響信号がヘッドフォンによって再生されます。トーン信号レベルは、受信された電気信号のレベルに対応します。
  • 9. 充電池ユニット(満充電)で「標準モード」で約4時間・「20Kモード」で約1.5時間の連続運転が行えます。
  • 10. 調整可能なチルト・アンテナモジュール機能で優れた操作性を発揮します。
  • 11. 専用の標準リチウムイオン充電池ユニット、専用の充電器を装備しています。
  • 12. 耐衝撃キャリングケースで本器の持ち運び、移動、不意の落下の際にも衝撃、損傷から本器を守ります。
  • 13. 当社が独自に作成した分かりやすい取扱説明書が付きます。
※優れた高出力電源電位ポテンシャル(受信機感度に対する送信機電力の比 -173dB)は、鉄筋コンクリート製を含む巨大な厚い壁に隠れた電子機器の検出や金属補強ネットの盗聴装置の検出を有効にします。また、RCと電子タイマーを搭載した遠隔IEDの検出にも使用することができます。幅広いチューニング設備、高い電力ポテンシャル、優れた耐ノイズ性により、複雑な都市環境下で効率的に動作することが可能になります。
※テレスコピックロッド(2エルボ伸縮ロッド)は、高所の天井及び壁面などに対して自由に長さの調整(NLJD機器全体の長さ:約600mm~約1680mm)ができ、快適な操作性が得られ、目的対象物の検索を容易にします。

●各部の名称

各部の名称
        
アイテムNo. 説明
1 アンテナモジュール
2 ヒンジジョイント(蝶番関節)
3 テレスコピックロッド(2エルボ伸縮ロッド)
4 コントロールユニット&LEDバーグラフディスプレー
5 グリップ耐襲撃キャリングバック
6 マグライト
7 ハンドル
8 バッテリーユニット
9 ヘッドフォン
10 耐衝撃キャリングバッグ

<コントロールユニット&LEDバーグラフディスプレー>

LCDモニター&コントロールユニット
        
アイテムNo. 説明
1 電源ON / OFFボタン
2 受信信号LEDバーグラフ(3次高調波)
3 受信信号LEDバーグラフ(2次高調波)
4 アッテネータスケールLED
5 受信された信号の減衰ボタン
6 プローブ信号のON / OFF
7 20Kモード起動ボタン
8 2番目と3番目の調和スイッチと確認LEDボタン
9 ヘッドフォンの音量コントロールボタン
10 プロービング信号出力レベルスケールLED
11 出力レベル調整ボタン

<アンテナモジュール&2エルボ伸縮ロッド>

アンテナモジュール&2エルボ伸縮ロッド
        
アイテムNo. 説明
1 シグナルレーザーユニット
2 ヒンジジョイント(蝶番関節)
3 2エルボ伸縮ロッド(本体の全長を可変することができます)
4 アンテナモジュールは、自由に角度を可変することができます。

●ブローピンブ信号の放射パターンイメージ
(NLJD-900EMSNR&NLJD-2000NR)

ブローピンブ信号の放射パターンイメージ
本器のアンテナユニットは、2つの同軸指向性アンテナを搭載し、テレスコピックロッド(2エルボ伸縮ロッド)の先端に配置されています。アンテナ放射パターンの主ローブは、幾何学軸放射パターンを実行します。アンテナユニットを目的対象物の表面または物品の上をゆっくりと走査し、アンテナ主ローブをその面に直角に保持します。

必要に応じてアンテナユニットの位置と向きの変更、PWRボタンを押してプロービング信号レベルの切り替え、受信機感度の変更を行ないます。ヘッドフォンで発生したオーディオ信号およびLCDディスプレーを参照してローカライズします。SNDボタンを使用して、レシーバ出力を切り替えて、第2および第3高調波レベルを比較し、応答信号のソースを特定します。

第2高調波信号レベルが第3高調波信号レベルよりもかなり高い場合、検出エリア内に特定の産業用半導体部品が存在する可能性が非常に高いと判断されます。第3高調波信号レベルが実質的に第2高調波レベルを超える場合、腐食性の非線形散乱体が応答信号の供給源である可能性が最も高いと判断されます。

製品説明

●特性

     
標準テストユニット検出範囲 30dB
1±0.05m- 最小出力&最小受信信号減衰
ブローブ周波数 2000MHz帯(2GHz帯)
ブローピング信号出力電力 パルス:17W以下
アンテナ 円偏波
トランスミッタの出力調整 8ステップ (それぞれ– 1.5 dB)
レシーバ入力減衰 0、-10、-20、-30、-40
動作モード 「標準モード」、「20Kモード」

●表示

     
表示方法 オーディオ(ヘッドフォン)&LCDディスプレー
可聴方法 ヘッドフォン
電源 リチウムイオン充電池ユニット
満充電時の実行時間 4時間:標準モード
1.5時間:20Kモード

●操作条件

     
温度 +5Co...+40Co
-20 Co...+50 Co
湿度 85%以下(未満+25Co)
重量 充電式バッテリーを備えた本体(トランシー):2.2 kg
折りたたみ時のサイズ 約600 mm x 約160 mm x 約260 mm(長さ・幅・高さ)
伸縮ロッドを完全に伸ばしたサイズ 約1680 mm ×約160 mm ×約260mm (長さ・幅・高さ)
フル装備時の重さ 5.5 kg(キャリンケース含む)

機器の購入方法


●NLJD-2000NR(非線形接合検出器)のご購入について

NLJD(非線形接合検出器)は、とても高価な優れた性能を持つ特殊な検出機器です。よくご検討をしてからご購入してください。操作方法については、当社独自に作成した分かりやすい取扱説明書が付きますので、特に難しいことはありません。取扱説明書を見て操作すれば容易に取扱いができます。

●ご購入を検討している場合

ご購入を検討している場合、ご来社していただいて実際のNLJD(非線形接合検出器)を見て操作してからご購入をご検討していただいても構いません。ご購入を検討している場合には、お手数ですがメール(お問い合わせフォームから)か、お電話でご連絡をお願い致します。

●ご来社いただいてのご購入の場合

ご来社いただいてNLJD(非線形接合検出器)のご購入もできます。実機がありますのでご確認のうえ、お持ち帰りができます。代金のお支払いは、先に当社指定金融機関へのお振込み後のご来社、当社でお支払でのご来社、ご都合に合わせて選択してください。ご来社いただいてのご購入の場合には、お手数ですがメール(お問い合わせフォームから)か、お電話でご連絡をお願い致します。

●当社担当者がご訪問してのご購入の場合

時間的な諸事情でご来社できにくい場合には、当社担当者がご訪問させていただきます。NLJD(非線形接合検出器)をご確認のうえ、ご購入してください。代金のお支払いは、先に半分の金額を当社指定金融機関へのお振込み後、ご訪問致します。NLJD(非線形接合検出器)をご確認後、残りの代金をお支払いください。申し訳ありませんが、ご訪問の際に係る交通費などは別途かかりますのでご了承ください。当社担当者がご訪問してのご購入の場合には、お手数ですがメール(お問い合わせフォームから)か、お電話でご連絡をお願い致します。

●キャンセルについて

NLJD(非線形接合検出器)の初期不良、何らかの動作不良、破損等以外については、基本ご返品には応じかねます。また、機器の操作ミス、何らかの勘違いによる操作ミス、充電式電池の取付けミス、充電器による充電式電池の充電方法のミス、接続ケーブルの接続ミス、ヘッドフォン端子の差込みミス、などによる検出動作、表示動作の間違いについても、基本ご返品には応じかねます。これらのミスは正しく接続をする、正しく差込みをする、正しく+-を確認する、ことで解消されます。初期不良及び故障ではありません。

●製造過程で付いたキズ等について

製造過程で付いた小さいキズ等についても、基本ご返品には応じかねます。NLJD(非線形接合検出器)の製造は、一つ一つ手作業で行われます。これらのキズはどうしても付いてしまう小さなキズですのでご了承ください。 機器の機能面・性能面に関していっさい影響はありません。

●交換・代金返却について

NLJD(非線形接合検出器)の初期不良、何らかの動作不良、破損等につきましては、速やかに同じ機器と交換させていただきます。この場合、同じ機器が生産中止又は廃番になっている時には、同等機器または上位機器との交換もしくは機器代金をご返金致します。

●機器の点検チェックについて

NLJD(非線形接合検出器)の発送前には、各動作の点検チェック、各ボタンの動作点検チェック、表示動作の点検チェック、本体の損傷及びキズ等の点検チェック、充電式電池の充電の点検チェック、充電器の充電機能の点検チェック、ヘッドフォンの点検チェック、各接続ケーブル及び端子の点検チェック、耐衝撃キャリングケースの損傷及びキズ等の点検チェック、を詳細に行います。また、※ご来社前※ご訪問前においても、これらの点検チェックを詳細に行います。